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  • 執筆者の写真AKARI CUT PARIS

美容師が教えるプロの髪の乾かし方

更新日:2022年10月19日


「美容院で乾かしてもらうと、髪がふんわり立体的でツヤがすごい!」

なのに「家で乾かすと毛先がすぐパサついてしまう…どうすればいいでしょうか?」と、よくサロンで言われます。


ご自宅での乾かし方を伺うと、

  • 前髪やつむじ付近のトップなど、まずは鏡でパッと見えているところから始める

  • つむじ辺りのトップを先に乾かさないと「ペタンとなってしまう」気がする

  • (早く乾いてほしいから)髪の毛の真ん中あたりから毛先までを中心に、全体的に乾かしていく

といったお答えが返ってきます。


今回は、多くのお客さまに「(お店で教えてもらったやり方を)忘れないようにブログに書いて!」とリクエストいただいたAkari流「プロの髪の乾かし方」をご紹介します。


Akari流の髪の乾かし方


基本はハンド(手)のみです。


用意する道具

・ドライヤー(イオンドライヤーが望ましい)

・髪をザクっと留められるもの1〜2個


重要ポイント

  • 1)頭を部、中間部、上部の3つに分けて乾かす

  • 2)下記の①から最初に乾かし始める

  • 3)乾かすところは根元から


①耳下、後頭部の一番下辺り

②耳上からこめかみまで

③うしろトップ(つむじ辺り)から前髪、分け目部分


※ドライヤーの温度は高温を避け「中温」程度で行いましょう。

一番高い温度で地肌付近にあてると、熱過ぎて2秒ぐらいで我慢できなくなってしまいます。



1)まずは根元から。ドライヤーで立体感

襟足 から始める

どんな髪の長さでも頭の「下から上へ」がポイントです。

慣れないうちは、風が毛先までドライヤーの風が当たってしまうかもしれません。

そんな時は風量を弱めると👍

ドライヤーの風を意識して根元にあてている事が重要です

この時点で根元以外は濡れていてもオッケーです。



①の根元が乾いたら②に進みます。後ろからでも、耳上を片方ずつ乾かすなど、ここは「お好み」で!

ここでも毛先など根元以外の部分がまだ濡れていても、次に進みます。



最後に頭の上部を乾かします。

多くのお客様が「最初に乾かす」エリアですが、実はココは一番最後にやります。


ここまでやると、ヘアスタイルに奥行きがでて「立体感が出ている!」とか「髪がふんわり!している」という実感が湧いてくることでしょう。


なぜ立体感がるのでしょうか?


実は、①②で乾かした根元が、トップを支えるクッションの役割をしているのです。


2)頭のトップの毛を根元からドライヤー


トップの髪の毛を右側の毛は左にざざっと、左側の毛は右にという手順でわけ、根元に向かってドライヤーを当てます。またトップ中央の毛も右左交互に分けたりして常に根元に向かってドライヤーを当てます

こうすると、いつもの分け目だけでない部分の根元にドライヤーを当てることになります。



3)毛先ドライで仕上げ


恐らく髪の中間部や毛先はまだ湿っていると思います。

慣れないうちは、「ここで一旦ドライヤーを置いて」髪を梳かしてみましょう!毛並みを整えてから中間部→毛先ドライへと進みます。

必要であれば、ヘアオイルを毛先につけてください。


おさげするイメージで髪を左右に分けてドライヤーを後ろから顔を包むようにハの字に当てます。ショートの方も後ろを2つに分けてかけます。


ここまでドライヤーの風量を弱くしていた方は、ここからは強くしてもいいでしょう。



【ミディアム、ロングの方は…】

髪の中間部分から毛先にかけて内巻きにし、後ろから顔を覆うようにねじりながらドライヤーを当てると、あっと言う間に髪が乾きまとまります!

毛先は最後に乾かすので、パサつくのを防ぎます。


※アイロンで巻いたり、ブラシを使ってブローをしてヘアスタイルを作る時も、この乾かし方の順番が基本です。



いかがでしたか?


慣れないうちは難しいかもしれませんが、「根元から乾かす!」を意識してぜひやってみてください。


ご質問があればご来店の際に伺いますね!


(絵の中の髪の長さは実践のイメージをお伝えするもので、髪の長さや量は違ってもやり方は同じです)





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