フランスでは毎日髪を洗うのはよくないと聞いた、Aさん:
「すぐに根元が脂っぽくなるから、毎日洗わざるをえないですよね」
2日ごとに洗髪を切り替えた、Bさん:
「汚れを落としたいから意識してしっかりシャンプーにしているのに、次の日には根元がべたっとするんですが、なぜでしょう?」
お二人からそれぞれ「何かいいシャンプーないですか?」と聞かれましたので、
「どのようなシャンプーお持ちですか?」とお伺いすると、
お二人共、「しっとりするシャンプー!痛んだ髪用かな?乾燥するから」
と、答えが返ってきました。
つまり、毎日洗う方も2日おきの方も、共通して(高)保湿系のシャンプーを使われているのです。
「じゃあどうしたらいいの?」
2種類のシャンプーを使い分ける
「シャンプーは一度に1種類しか使ってはいけない!」なんて言う決まりはありません。
今回のお悩みケースの場合、
根元を洗うシャンプーとそれ以外の部分、ロングなら中間部分や毛先を洗うシャンプーを分けて使うことです。
当店では2日ごとの洗髪を推奨していますが、
油分が溜まった地肌を保湿系のシャンプーで洗っても、油分を取りきることができません。
なので洗った直後はスッキリしたと思っても、次の日にはすぐに「べたっ」としてしまうのです。
地肌洗いに適したシャンプー
ノンシリコン、ビオ系、ボリュ-ムアップ、クレンジング系(ここではゴマージュ系やdeepクレンジングは除く)
これらのタイプのシャンプーは、余計な油分が入っておらず、汚れがちゃんと落とすことが出来ます。
ところが…
これらで髪全体を洗うと、髪の毛に「きしみ」が出てしまいます。
髪の中間部と毛先は保湿系シャンプーで
髪の中間部や毛先には保湿系のシャンプーを使いますが、カラー用、くせ毛用のシャンプーもここで使えます。
大事なのは、この時毛先から泡立てながらシャンプーを付けます。
シャンプーの手順:


・一度洗い
まずは、根本洗いのシャンプーを根元のみにつけしっかり泡立ててシャンプーします。そしてその流れで そのまま泡のついていない毛先に 保湿系を泡だててもみもみします。
・二度洗い
「今日は汚れているなー」と思ったら、まず先に根元だけ泡立てて地肌をもむようにしてシャンプーします。そしてざっと洗い流し、次に保湿系
のシャンプー。中間、毛先を中心に全体に泡立てあげてください。この時根元にシャンプー剤がついても問題ありません。
この後はしっかり揉み洗いをし、コンディショナーなどで保湿します。
わかりやすく写真はロングヘア―ですが、ショートヘアでも考え方は同じです。
目的に合わせて使うシャンプーを替える。こうすることで髪は瑞々しくイキイキ、気分もスッキリされると思います。
是非お試しください!
おすすめのシャンプー剤も色々とご用意しています。ご来店の際にお気軽にお問い合わせくださいね!
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